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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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 読了。

 コウコは、周囲にあわせていい顔をしてしまう自分自身の性格に嫌気が差し、ここのところ不安定になっている。そんな中、それまで祖母と同居していた伯父一家がアメリカへ移り住むこととなり、コウコたち家族が寝たきりの祖母を引き取って、介護をすることになった。
 コウコの目から描く現在と、祖母・さわこの記憶にある少女時代とが交互に語られていきます。

 少女の無邪気さと、繊細さと、残酷さ。後悔と懺悔、人の業。自分自身の中に潜む心の闇に怯える、少女達の像。とても重い話です。

 なぜか文庫本の帯が「女はたのしい。」フェアの帯なんですが……確かに女性にしか書けない種類の良さのある小説だと思うけど、そのアオリは何かが違う気がするよ。

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 読了。

 主人公・村田は、考古学を学ぶため、土耳古(トルコ)皇帝の招聘する留学生の枠に応募し、運よく選ばれて、とある英国人の夫人の邸に下宿している。家人や一緒に暮らす他の下宿人たち、それぞれにまったく違う信仰、文化を持つ人々が、一つ屋根の下に暮らしている。

 前半は村田が土耳古の地で触れた不思議なできごとや、彼らの日常やちょっとした異国の神々にまつわる神秘、他の人々との交誼の話。異なる文化どうしの大小の衝突、それから理解。育まれる友情。
 やがて、村田は留学予定期間半ばにして、日本に呼び戻されることになります。そして世界情勢は移りゆき……

 感想が、うまく言葉にならない。何を言っても違うような気がする。一つだけ間違いなく言えるのは、この本に出会えてよかったということです。
 あと、先に人さまに教えていただいてはいたのですが、『家守綺譚』の綿貫と高堂が出てきました。あちらとは少し雰囲気が違いますが、セットで読みたい二冊です。(私は引越しの都合で間が開いたのですが……)


 あと、すごく余談なんですが。今の職場の女性の偉い人、三年ほど前にも別のところで仕事をご一緒したことがあり、とても気持ちのいい方なのですが、久しぶりにお話をしたら、やはり最近梨木さんの本にはまられたらしく、やたらと意気投合しました。こういうのって、なんか連帯感が芽生えますよね。

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 読了。

『りかさん』の主人公・ようこ(蓉子)が、祖母の死後、祖母の家に移り住み、下宿人として3人の女性たちを迎える。
 彼女たち4人の、穏やかな共同生活の描写から始まり、やがて大きな流れに呑まれるように話が動き、徐々に彼女たちの間にあった不思議な縁が明らかになっていきます。

 蔦が延々と続いていく唐草模様のように、時に大きな変革を迎えながらも連綿と続いていく日常や歴史、存在するということ、変容しながら存在し続けようとする意思のようなもの。失われていく文化や技術、風習。そして受け継がれていく、形にならないもの。

 嫉妬とか、因習とか、業とか、そういうものも題材として大きく取り扱っている小説なのに、読後に一番強く印象に残ったのは、やはり優しさだったように思います。

 難癖をつけるとしたら、登場人物が多くて、読みながら、絡まりあう四人の親族の因縁をうまく頭の中で整理できずに、途中で混乱したという……
 ざっと読んでそうなるのならまだ分かるけど、集中して読んだ結果がそうなんだ。どれだけもの覚えが悪いのかと。昔から登場人物が多いとすぐ誰が誰だか分からなくなる、記憶力のまったく無い私です。歴史の授業が苦手だったはずだよ!

 あと情景描写の濃やかさ、美しさ!


 ……さて。週末が終わっちゃうなあ。小説、ものすごいちょっとしか書かなかったです。しかもこんなときに限って書きたくなってる構想は、えらいこと長編。馬鹿か私は。書き終わる前に飽きる方に一万円かけてもいい。一日二日で書ける長さのネタから順に消化していけばいいのに。
 でも何も手を動かさないより、練習のつもりでもいいから何かしら書いているほうが、まだなんぼかマシだろうと割り切って、ちまちま書きます。落ち着いたら書こうとか言ってたら、いつまでも書かないし……。怠け者です。

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 読了。

 主人公のようこが、友だちが皆持っているリカちゃん人形が羨ましくて、おばあちゃんにおねだりしたところ、何か誤解したおばあちゃんがくれたのは、「りかさん」という名前の日本人形だった。
 このりかさんは、不思議な力を持っている、とても気立てのいい人形で、他のお人形たちの声を聞きながら、ようこを助け、ときに導いてくれます。

 なんだろう。一言で「こういう本です」と語れないものがあります。不思議で、全体に優しい空気が流れているんだけど、ときにはっとするほどシビア。きれいごとだけではなくて、でもどこかでやっぱりすごく優しい。
 すっかりファンになってしまいました。

 以下、ただの日記です。
 やっと週末! なんかハードな一週間でした。来週も忙しそうな気配。四月いっぱいがヤマかな……
 コメント等くださっていた方々、すっかり返信が遅くなりました。ごめんなさい! そしてありがとうございました。
 どうもしばらくは週末の人になりそうです。か、悲しい……。
 ……ところで、これを見てください。

books02

 私はいったい何がしたいのか。そしていつ読む気なのか。この前買った本を、まだ一冊しか読んでいないというのに。
 就職して以来、仕事が忙しくなったり嫌なことがあったりすると、本をドカ買いしてストレスを発散する悪癖があります。図書館で借りるとかすればいいのに! そうでなければせめて一冊ずつ買うとかさ!

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 読了。ずいぶん久しぶりに本を読んだ気がする……

 これはミステリ好きな人は読まないと損です!
 今まで読んだ伊坂さんの本の中で、これが一番好きかもしれません。次がラッシュライフかな。
 といっても、まだこれが五冊めです。他の本も読みたいなあ……仕事が落ち着いたら探しに行こうっと。

 大学生になったばかりの「ぼく」が、知らない町での初めての一人暮らしに緊張しているところに、アパートの隣人が思わぬ誘いを持ちかけてくる。「一緒に本屋を襲わないか」――

 ……さて、ネタバレにならない感想って難しいなあ。
 現在のできごとを追う「ぼく」の視点と、その時間軸の数年前にあたる、別の主人公「わたし」の視点の物語が交互に綴られていて、読み進めるにつれて、少しずつ話の全貌が見えてきます。
 実に丁寧に、巧みに書かれたミステリです。映像作品では出来ない、小説ならではの見事な技術。
 正直、私は「どうやって殺したのか?」みたいなのは苦手で、本格推理があまり楽しめない質です。こういうミステリの方が好き。
 あと、人物の描き方が見事だったなあという印象です。

 正月に帰省したときに友だちから薦めてもらい、すぐに買っていたのですが、うっかりそのまま実家に置き忘れてしまったので、ずっとお預けくらってました。やっと読めた。よい休日でした。

 以下、ただの日記。

 今日、荷物の搬入でした。
 これにて引越し完了。荷物の運び先が実家だと、何かと楽でいいなあ。そんな独立心の乏しい私です。
 他の荷物はすぐ片付いたんですけど、留守中に私の本棚が母に荒らされまくってました。(私の本を勝手に読むのはいいんだけど、戻すときに適当に突っ込んでくれる……)
 それにしても、本の整理でほとんど一日潰れたよ!
 向こうで買った分は、頑張ってなるべく処分はしてきたんだけど、それでも手放せなかった本&マンガがダンボール3箱。当然実家の本棚には入りきれなくて、随分な数の本を泣く泣く処分することに。古本屋行きです。さようなら、お前たち。元気でね。次こそはいい持ち主に買われるんだよ。

 現在、私の部屋には本棚が12個あります。そのうち4つが小説であとはマンガ。
 入口と衣裳箪笥のあるところ以外の壁面はすべて本棚です。(棚と言っても大きなやつじゃなくて、カラーボックスというか、収容量は知れてるんですが……)
 大掃除の結果、手放しづらい面白い本&マンガだけが残っています。ある意味天国。片付けながら、色々読み返したくて仕方なかった。よく我慢した、私。

 そして、気付いたら漫画『ヘルシング』が完結してた! 昨日やっと読めました。正直最初の頃は「んー? 微妙かも……」と思ってたんですが、後半どんどん面白くなっていきました。(クセのある漫画で、万人向けではないかもしれませんが)
 うっかり引越しでバタバタしているうちに、『聖☆おにいさん』の3巻も出てた。決まったタイミングで定期的に出るコミックスはいいんですけど、こういう不定期な刊行の作品は、たまにうっかり気付かず読みそびれて困ります。(いや別に生活する上では全然困らないんですけど)
 学生時代はまめに刊行予定をチェックして、脳内発売日カレンダーにぜんぶ書き込めたんだけどなあ! チェックする余力もなくなった上に、記憶力ががたおちしてます。か、悲しい……

 明日は、勤務地周辺のドライブの予定。少しでも地理を頭に入れないと。(※仕事で必要)
 道に迷いながらうろうろしてきます。

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プロフィール
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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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非公開
自己紹介:
朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
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