小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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読了。
京都を舞台にした、中学時代からの仲間たち四人の関わった事件を集めた形式のミステリ短編集。ミステリ度数はそれほど高くなくて、どちらかというと仲良しグループの間の恋愛や友情の話です。
以前読んだ『ワーキングガール・ウォーズ』がすごく好きだったので、ふと見かけて衝動買いしたのですが、どうやら作中に出てくる彼らの恩師が、『猫探偵正太郎シリーズ』というシリーズに出てくる登場人物らしいです。直接の続きものではないので、単独でもちゃんと読めるんですけど、そっちもそのうち読んでみようか、どうしようか。
それにしても、なんだろうこれ。結論から言うとなかなか面白かったんですけど、すこし青春のかほりが甘酸っぱすぎて、なんだか胸の中がもじょもじょします。
きっぱりと恋愛小説なら、そういうお約束のものだから、最初からそのつもりで読めるというか、甘酸っぱくても気にならないと思うんですけど。半分はミステリのつもりで読んでいたから、途中で甘酸っぱさ具合に、何となくもやもやしました。
これは作品が悪いというよりも、私に読み手としての資質が欠けているような気がします。「そこんとこがこの本のポイントというか、いいところなんだよ」という気もするんですよね。じゅうぶん楽しめなくて、残念。
あとは欲をいえば、登場人物(特にメイン四人)に個性というか、書き分けに、もうちょっと力を入れて欲しかった気がします。ひとりひとりの印象があんまり強くなかったなあ。それも私の読み取り不足かもしれないんですが。
ともあれ、読みやすくて気楽に楽しめる一冊でした。京都の四季の移ろいや文化、自然や動植物の生態などに絡めた描写や展開が楽しいです。
京都を舞台にした、中学時代からの仲間たち四人の関わった事件を集めた形式のミステリ短編集。ミステリ度数はそれほど高くなくて、どちらかというと仲良しグループの間の恋愛や友情の話です。
以前読んだ『ワーキングガール・ウォーズ』がすごく好きだったので、ふと見かけて衝動買いしたのですが、どうやら作中に出てくる彼らの恩師が、『猫探偵正太郎シリーズ』というシリーズに出てくる登場人物らしいです。直接の続きものではないので、単独でもちゃんと読めるんですけど、そっちもそのうち読んでみようか、どうしようか。
それにしても、なんだろうこれ。結論から言うとなかなか面白かったんですけど、すこし青春のかほりが甘酸っぱすぎて、なんだか胸の中がもじょもじょします。
きっぱりと恋愛小説なら、そういうお約束のものだから、最初からそのつもりで読めるというか、甘酸っぱくても気にならないと思うんですけど。半分はミステリのつもりで読んでいたから、途中で甘酸っぱさ具合に、何となくもやもやしました。
これは作品が悪いというよりも、私に読み手としての資質が欠けているような気がします。「そこんとこがこの本のポイントというか、いいところなんだよ」という気もするんですよね。じゅうぶん楽しめなくて、残念。
あとは欲をいえば、登場人物(特にメイン四人)に個性というか、書き分けに、もうちょっと力を入れて欲しかった気がします。ひとりひとりの印象があんまり強くなかったなあ。それも私の読み取り不足かもしれないんですが。
ともあれ、読みやすくて気楽に楽しめる一冊でした。京都の四季の移ろいや文化、自然や動植物の生態などに絡めた描写や展開が楽しいです。
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いろんな方が絶賛されているので、「へえー。そのうち読もう」とは確かに思ってました。ただ、最近本を買いすぎだから、「そのうち文庫化するまで待とう……」とも思ったはずなんです。
なんですが、なんでか今、読み終わって机の上にあるんだなあー。あれえ、不思議だなあ。(主に自分のアタマが)
というわけで読了。
結論から言えば、すっごく面白かった。
ただし、取り扱い注意です。すごい本ですし、全力でオススメしますけれども、体調などにより人の悪意にふれるのが辛い気持ちになっているとき、気分が落ち込んでいるときには、もしかしたら読まないほうがいいかもしれません。
悪意に、満ち溢れている。それも、いわれのない理不尽な悪意ばかりではない。正当な怒り(あるいはそれによく似た何か)が含まれている。そこが、怖い。
ここに描かれている人の心の闇は、とうてい理解できない理不尽な悪、ではないのです。誰がそこに陥っても、きっとおかしくないという感触がして、それがすごく、すっごく怖い。
人を責める、非難するということは、生理的に気持ちいいんですよね。攻撃の、復讐の、人を傷付けるということの、快感。自分を正当化すること、人を貶めるということには、安心感だけでもない、攻撃性を満足させるだけでもない、何かがある……。
予想を裏切る展開、目を離せないスリル。その中の何パーセントかは、復讐の快感に共感してしまう自分への恐怖でもあります。
ぞっとする展開の運びが秀逸。誉めてるのかそうでないのかよく分からない書評になっているかもしれませんが、すごく面白かったです。
なんですが、なんでか今、読み終わって机の上にあるんだなあー。あれえ、不思議だなあ。(主に自分のアタマが)
というわけで読了。
結論から言えば、すっごく面白かった。
ただし、取り扱い注意です。すごい本ですし、全力でオススメしますけれども、体調などにより人の悪意にふれるのが辛い気持ちになっているとき、気分が落ち込んでいるときには、もしかしたら読まないほうがいいかもしれません。
悪意に、満ち溢れている。それも、いわれのない理不尽な悪意ばかりではない。正当な怒り(あるいはそれによく似た何か)が含まれている。そこが、怖い。
ここに描かれている人の心の闇は、とうてい理解できない理不尽な悪、ではないのです。誰がそこに陥っても、きっとおかしくないという感触がして、それがすごく、すっごく怖い。
人を責める、非難するということは、生理的に気持ちいいんですよね。攻撃の、復讐の、人を傷付けるということの、快感。自分を正当化すること、人を貶めるということには、安心感だけでもない、攻撃性を満足させるだけでもない、何かがある……。
予想を裏切る展開、目を離せないスリル。その中の何パーセントかは、復讐の快感に共感してしまう自分への恐怖でもあります。
ぞっとする展開の運びが秀逸。誉めてるのかそうでないのかよく分からない書評になっているかもしれませんが、すごく面白かったです。
読了。
うっかり号泣しました……
ある複雑な事情を抱えた一家の、家族それぞれを主人公にした話を集めた、連作短編集になっています。
次兄が家を飛び出し、義理の母が倒れて命を落とすまで長年郷里に帰らなかった、本当の理由。容姿のよさが災いして、幼い頃から何度となく性の対象にされて被害にあい、男性恐怖症で傷つき苦しんできた上の妹が、たった一人愛した相手。姉のように心が壊れるほど人を愛するなんて怖くてできないと嘯き、はじめから多くを期待しないですむ不毛な恋ばかりを繰り返す下の妹。戦争を生き残った罪悪感に囚われ続け、幸福を感じることを恐れ続けて生きてきた父親……。
思春期の少女から、戦争を生きた老年男性までの視点での物語を、それぞれ濃密に書き上げるところがすごいです。
もっとも、私は戦時を生き延びた老年男性の心境のリアリティを肌で理解しているわけではないですから、「どこまできちんと描かれているのか、お前に本当に分かるのか」と言われると弱いわけですが。
全体の主軸になるのは、押し殺そうとしてもけして消してしまうことのできない激しい恋の話。そっちももちろんよかったんですけど、それより偏屈な父ちゃんが最後に語った戦時の話にやられた。
話が逸れますが、先日「しょっちゅう感動して涙を流す人は、心が汚れているんだ」という説を耳にしました。お、思い当たらないこともないよ……。まあ、そんなこと一口に言うのはどうかと思うんですけど、汚れた心を洗い流そうとする生理現象かもね……
さておき、読み終えた翌日になって、ふとした拍子に何度となく余韻が蘇る。いい本に出会えました。
うっかり号泣しました……
ある複雑な事情を抱えた一家の、家族それぞれを主人公にした話を集めた、連作短編集になっています。
次兄が家を飛び出し、義理の母が倒れて命を落とすまで長年郷里に帰らなかった、本当の理由。容姿のよさが災いして、幼い頃から何度となく性の対象にされて被害にあい、男性恐怖症で傷つき苦しんできた上の妹が、たった一人愛した相手。姉のように心が壊れるほど人を愛するなんて怖くてできないと嘯き、はじめから多くを期待しないですむ不毛な恋ばかりを繰り返す下の妹。戦争を生き残った罪悪感に囚われ続け、幸福を感じることを恐れ続けて生きてきた父親……。
思春期の少女から、戦争を生きた老年男性までの視点での物語を、それぞれ濃密に書き上げるところがすごいです。
もっとも、私は戦時を生き延びた老年男性の心境のリアリティを肌で理解しているわけではないですから、「どこまできちんと描かれているのか、お前に本当に分かるのか」と言われると弱いわけですが。
全体の主軸になるのは、押し殺そうとしてもけして消してしまうことのできない激しい恋の話。そっちももちろんよかったんですけど、それより偏屈な父ちゃんが最後に語った戦時の話にやられた。
話が逸れますが、先日「しょっちゅう感動して涙を流す人は、心が汚れているんだ」という説を耳にしました。お、思い当たらないこともないよ……。まあ、そんなこと一口に言うのはどうかと思うんですけど、汚れた心を洗い流そうとする生理現象かもね……
さておき、読み終えた翌日になって、ふとした拍子に何度となく余韻が蘇る。いい本に出会えました。
読了。
ラジコンヘリに積んだ爆弾を使った、首相暗殺事件。突然起きたその事件の犯人に仕立て上げられた青年・青柳雅春は、わけがわからないまま、必死で逃げ出す。
すぐに発砲し、無関係の人間も平気で巻き込む警官たち。乱暴な捜査、そこここで光る監視の目。無責任にあることないこと情報を垂れ流すマスコミ。逃げつづけるうちに青柳は、どうやら真犯人は個人とか派閥とかいう小さな単位ではなく、もっと大きなもの、姿のない巨人のようなものではないかと感じ始める。
映画なら、真犯人を探して無実を潔白すればいい。だが、それができないならば、いったいゴールはどこにあるのか。どうすれば勝ったことになるのか……。
ずっと前に買ってあったんですけど、厚いし、伊坂さんの作品なら集中して一気に読みたかったので、ゆっくりはまって読めるときまでと思って、長いことと寝かせてました。
面白かった!
絶妙な伏線とストーリーの交錯、時系列の捌き方。キャラクターの立ち位置。誰を信用していいか分からない状況で逃げ続け、追い詰められる中での心の交流と、不思議な信頼関係。
いやはや、伏線ってこう使うんだなあ。面白く書く、ということをここまで徹底できるのはすごいです。
伊坂さんの作品は、ちょっとシュールで、それからリアルというよりも戯画調なところがあって、中にはそこが合わないという人もいるみたい。私も最初、『オーデュボンの祈り』を読んだときは、面白かったんだけど読み終えて複雑な心境で、最初から手放しで大絶賛してたわけじゃないんですけど、だんだんハマってきて、そういうところもすっかりクセになってきています。
ラストは正直、泣いた……
ラジコンヘリに積んだ爆弾を使った、首相暗殺事件。突然起きたその事件の犯人に仕立て上げられた青年・青柳雅春は、わけがわからないまま、必死で逃げ出す。
すぐに発砲し、無関係の人間も平気で巻き込む警官たち。乱暴な捜査、そこここで光る監視の目。無責任にあることないこと情報を垂れ流すマスコミ。逃げつづけるうちに青柳は、どうやら真犯人は個人とか派閥とかいう小さな単位ではなく、もっと大きなもの、姿のない巨人のようなものではないかと感じ始める。
映画なら、真犯人を探して無実を潔白すればいい。だが、それができないならば、いったいゴールはどこにあるのか。どうすれば勝ったことになるのか……。
ずっと前に買ってあったんですけど、厚いし、伊坂さんの作品なら集中して一気に読みたかったので、ゆっくりはまって読めるときまでと思って、長いことと寝かせてました。
面白かった!
絶妙な伏線とストーリーの交錯、時系列の捌き方。キャラクターの立ち位置。誰を信用していいか分からない状況で逃げ続け、追い詰められる中での心の交流と、不思議な信頼関係。
いやはや、伏線ってこう使うんだなあ。面白く書く、ということをここまで徹底できるのはすごいです。
伊坂さんの作品は、ちょっとシュールで、それからリアルというよりも戯画調なところがあって、中にはそこが合わないという人もいるみたい。私も最初、『オーデュボンの祈り』を読んだときは、面白かったんだけど読み終えて複雑な心境で、最初から手放しで大絶賛してたわけじゃないんですけど、だんだんハマってきて、そういうところもすっかりクセになってきています。
ラストは正直、泣いた……
読了。
主人公はキューバの海岸で暮らす年老いた漁夫。腕のいい漁師だったが、運に見放されたのか、八十四日もの間不漁が続き、たった一人航海に出た八十五日目にようやく、大物に出会う。信じられないような大きな魚を相手に、主人公は命がけで勝負を挑み……
ああー、これ好きだなあ……!
しかし買ってみたら、文庫本の裏表紙のあらすじに、展開がおおむね全部書いてあって、思わず吹きました。ネタバレなんてレベルじゃないよ、これ。
でも、あらすじはあらすじで、省略されていない部分こそが小説の真髄だということを、つくづく実感させられた一冊です。当たり前と言えば当たり前なんだけど。
騙されるのを楽しむような、ミステリの楽しみ方とはまた別に、先が分かっていても関係ない、問答無用の魅力ってありますよね。
厳しい自然、漁師の誇り、広大な海をひとりさまよう孤独、死闘を繰り広げる相手への敬意とふしぎな共感、きれぎれの夢、主人公を思いやる漁師の少年への愛情。喪失と徒労。
それにしても、漁師ってロマンがありますよね。いいなあ、海の男。(←影響を受けやすい)
感想文からは離れますが、現代だって漁の種類によってはけっこう危険ですし、この小説では四日間の孤独な死闘で、それもすごく浪漫なんだけど、たくさんの乗組員が何か月もかけて遠洋漁業に行くというのも、それはそれで別の浪漫だなあと思うわけであります。まあ、大変なお仕事なんで、もしかしたら当の漁師さんたちは浪漫も何もないかもしれないんですが。
たまたま仕事でちょっとだけお会いしたお客さんに、女性のもと船員さんがいらっしゃったんです。お仕事の中身がそのときのご用向きと関係なかったので、残念ながら詳しいことを聞くわけにもいかなかったんですけど。日帰りできる近海の漁とかそういうやつじゃなくて、ばっちり長距離航海の船乗りさんぽかったんですよね。ふつう、船ってやっぱり男の世界で、客船でもなけりゃ女子トイレだとか女性用の浴室だとか更衣室だとかはない船が多いと思うんですけど、その辺どうしてたんだろう。気になって仕方ありません。聞いてみたかったなあー。(公私混同するなよ……)
それにしてもかっこいいなあー。
小学生のころに亡くなった祖父は、漁師でした。記憶にある限りは近海での漁だの海苔だのばかりで、何泊もするような漁には出てなかったと思います。それでも船は「女は乗ったらいかん」と言われてた記憶があります。だから、祖父の生前に趣味の陸釣りには連れてってもらったことがあるけど、仕事の漁船には、たぶん触らせてもらったこともないです。それで余計に憧れがあるんだよなあー。
あまり詳しく記憶に残ってないけど、たぶん女が船に乗ったら海の神様が怒るとかそういう類の話です。郷里は、お盆の精霊流し(しょうろうながし)も盛んな地域なんですけど、そういえば漁船だけじゃなくて、精霊船も女はぜったいに障ったらだめだった。そういう話って、わりとあちこちにあると思うんですけど、まあ考えてみたら、全国どこでも女がタブーなわけではないんですよね。実際に女性の船乗りさんもいるんだと知って、「へえー!!」ですよ。近海での漁とか、海女さんは想像の範囲内なんだけど。
外国の昔の女海賊の話とかはですね、浪漫は浪漫なんだけど、自分からかけ離れてるので、すっかり別世界の出来事なんですよね。でも、現代日本のどこかにいる、遠洋の航海に出る女性の船乗りさんのことを想像すると、ちょっと別種のわくわく感が。さすがに「私も船乗りになろう!」とは思いませんが、でもいいなあー。
プライベートの知り合いなら、突っ込んで取材するのに! さすがに公私混同できなかったです。悔しい!
主人公はキューバの海岸で暮らす年老いた漁夫。腕のいい漁師だったが、運に見放されたのか、八十四日もの間不漁が続き、たった一人航海に出た八十五日目にようやく、大物に出会う。信じられないような大きな魚を相手に、主人公は命がけで勝負を挑み……
ああー、これ好きだなあ……!
しかし買ってみたら、文庫本の裏表紙のあらすじに、展開がおおむね全部書いてあって、思わず吹きました。ネタバレなんてレベルじゃないよ、これ。
でも、あらすじはあらすじで、省略されていない部分こそが小説の真髄だということを、つくづく実感させられた一冊です。当たり前と言えば当たり前なんだけど。
騙されるのを楽しむような、ミステリの楽しみ方とはまた別に、先が分かっていても関係ない、問答無用の魅力ってありますよね。
厳しい自然、漁師の誇り、広大な海をひとりさまよう孤独、死闘を繰り広げる相手への敬意とふしぎな共感、きれぎれの夢、主人公を思いやる漁師の少年への愛情。喪失と徒労。
それにしても、漁師ってロマンがありますよね。いいなあ、海の男。(←影響を受けやすい)
感想文からは離れますが、現代だって漁の種類によってはけっこう危険ですし、この小説では四日間の孤独な死闘で、それもすごく浪漫なんだけど、たくさんの乗組員が何か月もかけて遠洋漁業に行くというのも、それはそれで別の浪漫だなあと思うわけであります。まあ、大変なお仕事なんで、もしかしたら当の漁師さんたちは浪漫も何もないかもしれないんですが。
たまたま仕事でちょっとだけお会いしたお客さんに、女性のもと船員さんがいらっしゃったんです。お仕事の中身がそのときのご用向きと関係なかったので、残念ながら詳しいことを聞くわけにもいかなかったんですけど。日帰りできる近海の漁とかそういうやつじゃなくて、ばっちり長距離航海の船乗りさんぽかったんですよね。ふつう、船ってやっぱり男の世界で、客船でもなけりゃ女子トイレだとか女性用の浴室だとか更衣室だとかはない船が多いと思うんですけど、その辺どうしてたんだろう。気になって仕方ありません。聞いてみたかったなあー。(公私混同するなよ……)
それにしてもかっこいいなあー。
小学生のころに亡くなった祖父は、漁師でした。記憶にある限りは近海での漁だの海苔だのばかりで、何泊もするような漁には出てなかったと思います。それでも船は「女は乗ったらいかん」と言われてた記憶があります。だから、祖父の生前に趣味の陸釣りには連れてってもらったことがあるけど、仕事の漁船には、たぶん触らせてもらったこともないです。それで余計に憧れがあるんだよなあー。
あまり詳しく記憶に残ってないけど、たぶん女が船に乗ったら海の神様が怒るとかそういう類の話です。郷里は、お盆の精霊流し(しょうろうながし)も盛んな地域なんですけど、そういえば漁船だけじゃなくて、精霊船も女はぜったいに障ったらだめだった。そういう話って、わりとあちこちにあると思うんですけど、まあ考えてみたら、全国どこでも女がタブーなわけではないんですよね。実際に女性の船乗りさんもいるんだと知って、「へえー!!」ですよ。近海での漁とか、海女さんは想像の範囲内なんだけど。
外国の昔の女海賊の話とかはですね、浪漫は浪漫なんだけど、自分からかけ離れてるので、すっかり別世界の出来事なんですよね。でも、現代日本のどこかにいる、遠洋の航海に出る女性の船乗りさんのことを想像すると、ちょっと別種のわくわく感が。さすがに「私も船乗りになろう!」とは思いませんが、でもいいなあー。
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プロフィール
HN:
朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
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