ここのブログの右側(PC閲覧時)に、ツイッター窓を設定していたのですが、いつのまにかツイッター側の仕様が変わっていたっぽくて、表示できなくなっていました。
今日になって気付き、技術的なことはよくわからないながら、Google先生頼みでなんとか設定をいじりまして、無事に表示できるようになりました。いつから表示出来てなかったんだろう……?(すみません)
たまには自分のサイトやブログも見てみないといけませんね。反省。
ところで、不詳わたくし、最近になってスマホに変えたのですが、自分のところのサイトトップが、スマホでは閲覧できないことに気付きました。
困ったなあ……。うちのような僻地のサイトで、スマホからご覧になるお客様が果たしていらっしゃるかわかりませんが、しかしこれはなんとかしておきたい。
なんとかしたい、が、なんせスマートフォンのなんたるかがよくわかってないので、何がどうまずいのか見当もつきません。アンドロイドって何? 的な……
携帯のときはGoogle自動変換とかで、なんか勝手に調整してくれてたっぽいんですけど、スマホはそういうのないのかなあと、途方に暮れました。
わたし、自分で買って使ってみるまで、スマホのブラウザって、パソコンとまったく同じなんだと思ってました。企業のホームページで「スマートフォン用のサイトができました」なんていうアナウンスを見ても、てっきり、画面が小さくても見やすいデザインとか、それくらいの意味かと思ってた……。
いまだに「スタイルシートってなに?」という人間です。なんか勉強したらきっと楽にオシャレなサイトが作れるはず、という漠然としたイメージだけを抱いていて、勉強してみようかなあと思ったことがないわけではないのだけれど、書店で教本を眺めた時点で「あ、無理」と思ってすぐ投げだしました。
誰か親切な人が目の前で手取り足取り教えてくれないものか。(金払って講座に通え)
しかしとりあえずサイトトップはスマホで見られるようにしたい。デザインはカッコ悪くてもなんでもいい。とりあえず、更新するたびに両方いじらないといけないとかいうことになると、面倒くさくて絶対忘れるから、PCスマホ共用のデザインで済ませたい。
つまり、何が原因で見られないのかを調べなくてはならない。面倒くさい……(げっそり)
……というようなグダグダだらだらした葛藤の結果、実は気付いてからふた月以上ずっと放置していたのですが(オイ)、今日になってふっと、「テーブルタグが邪魔なんじゃない?」と思い、テーブルを使わないデザインでトップページをつくり直したら、いきなり見られるようになりました。
すごくないですか?(自画自賛)
いやー、シロートの勘で案外なんとかなっちゃうもんだな!(人はそれをまぐれといいます)
背景画像に文字がまぎれにくいように、テーブルタグで枠を作ってその中の背景を白っぽくして、その中に文字を押し込んでたんです。で、その中にさらにもういっこテーブルタグを入れて、そこに更新履歴を書いてたんです。スクロールバー付きで。なんか、その過程のどこかがまずかったみたい。……です。たぶん。(よくわかってない)
ともあれなおってよかった。スマホで見たときレイアウト崩れてるし、全体的に見た目がなんかカッコ悪くなったけど、まあいいや……(ぐったり)
そのうち気力があるときになんか考えよう。
これまでは、更新履歴をトップからスクロールバーで遡って見られるようにしていたのですが、テーブルを使えないということは、これも使えないということです。泣く泣く、最新2件分のみ直接トップページに書きこみまして、残りは「more...」からリンクを貼って、別ページに更新履歴一覧を載せることにしました。つまりこれから先、小説を更新するたびに書き換える箇所がひとつ増えたわけか……
……面倒くさいよう!(ずぼら)
なんか勉強すれば、一か所だけ書き変えたらあとは自動で反映されるように、できそうな気はするんですよ。勉強すれば。
……勉強すれば。
…………アナログでいいか。(負け犬)
寒くなりましたね。
今日、ストーブを出しました。いまどきは電気ストーブの類も進化してきていますが、昔ながらの灯油のやつです。やっぱりこれが一番温かい。……気がする。
本当はコタツを出すつもりだったのですが、近ごろ我が家のオス猫三匹がどうにも仲がわるく、しょっちゅうケンカをしています。ケンカをすると、猫というのはナワバリ誇示行動に出がちなもので、そのへんにオシッコをひっかけます。冬の間にコタツ布団を何度洗うことになるかを考えたら、とてもコタツを出す気になれないと、母の泣きが入りました。
で、コタツより先にとりあえず、ストーブが出たわけですが、これにもひとつ問題があって、我が家には、今年来たばかりの子猫がいます。
猫というのは基本的に、好奇心にみちあふれた生き物です。かつて我が家には、人間が止める間もなく勢いよくストーブに飛び乗り、熱さに驚いて慌てて二階まで逃げていった子がいました。幸いにもたいした火傷は負いませんでしたが、やはり怖いです。
肉球を火傷するのも可哀相だけど、熱湯の入ったヤカンでも蹴り倒した日にはと思うと恐ろしくてかないません。
それで過去、新たな猫がやってきてストーブを入れるときには、父がいつも最初に猫の前脚を掴んで、ちょいっ、と天板に触らせることをやっていました。これは熱くて危ないんだよと、身をもって覚えさせようという試みです。
幸いにもこれまでは、そうやって皆きちんと学習し、ストーブの前に群れ集いこそすれ、飛び乗ったり手を伸ばしたりは、誰もしませんでした。
が、父の泣きが入りました。
新入りの子猫があまりにも可哀そうで、熱い天板に触らせたりなんて、そんなひどいことはとてもできないというのです。
そりゃそうだ。と思う反面、去年まで他の子たちにはやってたじゃない……? とも思います。ほかの猫たちは可愛くなかったんかい。
まあでも、わからないでもないです。新入りがまだチビだからというのもありますが、なんていうか、憎めないやつなんです。
しじゅう目を爛々とさせて悪戯をしてまわり、人間をかじりにかじり(痛い)、ほかのどんな体の大きい猫たちよりもがつがつとものを食べ、人の食事を横取りして逃げます。そして暴れたり食べたりするのに飽きると、人間のところにやってきて、膝に乗ってころんと丸くなって喉を鳴らします。
人的被害および迷惑度でいえば、我が家の八匹の猫たちの中でもダントツのナンバーワンなのですが、しかし愛くるしく、憎めないです。なんというか、ものすごく得するタイプだなと思います。ちゃっかりしている末っ子気質。
この子、とても可愛いのですが、なんというかやることが一々ちょっとおバカさんです。どうも学習能力が低いのではないかと思わせられることが多々。よくひとりで勢いよく走りすぎて壁だの棚だのにぶつかったり、階段でこけたり、文机の天板で頭をぶつけたりしています。
馬鹿な子ほど可愛いというやつでしょうか。愛くるしいです。
音を上げた父から、お前がやれといわれて、しかたないかと腰を上げたはいいものの、前足を持ってストーブにちょっと近づいた時点で、びくっとしておどおどと顔を見上げてきます。いまからなにか怖いことをされるぞというのを、察知しているようです。普段はおバカさんなのに、なんでこんなときにだけ賢いのでしょうか。
結局、ああでもないこうでもないと小一時間騒いだ挙句、家族全員が断念しました。誰も子猫の愛くるしさに勝てず、心を鬼にできなかった……。
あとはストーブの存在に慣れたころに油断して飛び乗ったりしないことを祈るばかりです。うむむむ、エアコン導入……いやだけど電気がかさむ……。(悶々)
電子書籍リーダー、じわじわ普及してきましたね。わたしもちょこちょこお世話になっているSONYのReaderですが、新型の販売価格はすでに一万円を切っているようです。家電はほんとうに安くなるのが早い……。
発売されてすぐに買うよりも、しばらく待って不具合が改善され、そこそこ安くなるのをまってから買うのが家電のセオリーといえど、まず誰かが買わねば改善も次世代機の開発もされませんし、安くもなりません。発展を願うのならば、お布施のつもりでお金を払うのもひとつの道ですね。
悔し紛れです。(自分が買った一年半前には旧バージョンが二万円以上した)
手持ちの機会が現役で活躍していて不自由も感じないので、どうせ買い替えるつもりもないのですが、キンドルといいタブレットといいKoboといい、電子書籍端末の選択肢は広がる一方です。電子書籍で販売されているタイトルも、コミックスを中心にどんどん増えてきていて、嬉しい反面、寂しくもあります。
紙の本って、徐々に高くなっていっちゃうんだろうなあ。
印刷物の常で、いちどに部数を刷れば刷るほど、単価は下がるものです。だんだん電子書籍で買う人の割合が増えてゆけば、必然的に紙の本の利幅は下がりますね。そのうち電子媒体のみでの出版と、紙媒体のみでの出版で、何かしらの差別化が図られるのかもしれないし、紙の本はそもそも趣味的な品になるのかも。
エコ的にはすごくいいことなんですけどね。省スペース的にも。引っ越しのたびに迷わず持っていけるし。小説よりもかさばりやすいコミックスでこそ、真価を発揮するなあと思います。
あと、地方者の常で、たいていの本は発売から入荷まで間があきますので、紙・電子同時発売の電子書籍がちらほら出てきたことは、非常に嬉しいニュースでもあります。一日でも早く読みたい新刊もあるので。
反面、いままで紙でずっと買ってきたシリーズが、途中から電子書籍に参入したときに、二日ばかり早く読みたいがために途中から電子書籍で買うか、それともなんとかぐっとこらえて二日遅れで紙で買うか、という強烈なジレンマもあります。(時間差で両方買えばいいじゃないっていう悪魔のささやきは聞かなかったことにします)
自分が電子書籍とどう付き合っていくのか、姿勢が固まるようで、なかなか固まりません。利便性度外視で好き嫌いだけをいえば、やっぱり紙の本が好きなんだもんなあ。
ファウンデーション<銀河帝国興亡史1>が、地元の書店に1巻だけしか置いていなかったので、2巻以降はそのうちAmazonで通販するつもりでいたのですが、仕事帰りに別の用事で同じ書店に出向き、何の気なしにふっとSFの棚を見ると、今度は2巻だけが置いてありました。
1巻はなくて、2巻だけです。
在庫があったのを、たまたま先日は表に置いていなかったのでしょうか。ただの偶然かもしれませんが、財布を狙い澄まされたかのような錯覚とともに買ってまいりました。1巻が売れたのに気付いた店員さんが気を利かせてくれたのか、それとも本当に偶然なのか。とても気になります。
これは一気読みしたい気がするので、通勤バスじゃなくて、休日に読もうかと思います。ということで、通勤読書の海外SFリレーはいったんお休みして、いまは開高健「ベトナム戦記」。
小説ではなくノンフィクションの、いわゆるルポというやつです。高名な方なので、ご存じの方にはいまさらかもしれませんが、二十年以上前に亡くなった方です。1960年代、内戦の真っ最中のベトナムへ取材に行かれた際の記録。
国じゅうどこにいっても戦闘の起きている、全土が最前線だったというベトナム。戦闘のことだけではなく、農村や市街地の風景と、そこで逞しく生きる人々の姿も記されています。ものすごく読みごたえのある一冊。
このごろ、書くほうがなかなかうまくいかなくて、地味に焦ったりもしているのですが、読むほうは読むほうで、ちっとも追いつかなくて、やっぱり焦ります。読むべきものも読みたいものも山のようにあって、圧倒的に時間が足りないっていう。
なんだか、書くことが好きかどうかとか、そういういらんことでうだうだ迷ってる場合じゃないよなあ、という気がしてきました。そんな暇があったら、その時間に読んだり書いたりしたらどうよ。同じ悩むにしても、読んだもののことをじっくり考えたり、書くものの中身で悩んだりするのに時間を割いたらどうなの、なんて。
人生は短いです。いつ何があるかわからないっていうのもそうだし、そうでなくたって体力もないし、健康優良児とも言い難いし(児?)、うっかり早く死んだり、病気して小説書く体力がなくなったりするかもしれないんだしさ。
ここ数日で、「Unshared Blue」と「天眼の鬼」に拍手をいただいていました。ありがとうございます!
昨日、横山秀夫さんの新刊「64(ロクヨン)」を購入しました。七年ぶりの新刊です。嬉しすぎて、理性は「土曜までガマンして一気読みしろ」と叫んでいたにもかかわらず、昨日の夕刻、さっそく読みだしてしまいました。だってファンなんだもの……。
読みだしてしまえば止まるはずがなく、午前二時すぎに読了しました……きょう仕事中に居眠りしなかったのが奇跡のようだぜ!(ちゃんと社会人らしく自己管理してください)
面白かったー!
10年ほど前から、氏の小説のファンです。仕事帰りにタイトル買いした「クライマーズ・ハイ」に圧倒されて、その後のめりこんで、買いあさりました。
警察小説で有名な方ですが、「クライマーズ・ハイ」は新聞記者の話で、日航ジャンボ墜落事件を追うストーリーです。氏はもと新聞記者の方で、ご自身の体験を執筆に活かしておられます。
横山作品は、主人公がものすごく格好いい、仕事に生きる男であることが多いです。わけても「臨場」の主人公・倉石は、強烈なカリスマ性を持つキャラクターで、弱みも稀には垣間見せながらも、基本的にはキャーキャー黄色い声を上げたくなるような、痺れるような男ぶりですが、そのほかの刑事小説に登場する主人公たちは、デキる男でありながら情に厚く、どこか青臭さを捨てきれずに残しており、必ずと言っていいほど、なにかしらの弱みを抱えています。
ひとりの男としての生き様と組織人としてのありようとの間で、仕事に生きることと家族との間で、自らを縛る過去と目の前の事件の間で、強烈なジレンマに陥っている。色々なことに縛られながら、その中で必死で考え、苦しみ、悩みながら戦っている。そういう人間味あふれるキャラクター造形が、大きな魅力のひとつです。
64の主人公もそうです。長く刑事畑にいて実績を上げ、刑事としての自分に誇りを抱いていたにも関わらず、横やりが入って、広報畑に回されてしまう。それでも任期中はともかくその場所で出来ることをしようと腹をくくった矢先、家族を人質に取られるも同然の形で首根っこを抑えられ、上官に屈せざるを得なくなる……
警務部と刑事部、キャリアとノンキャリア、警察とマスコミのあいだの対立。そのあいだで板挟みになり続ける主人公。14年前に起きて未解決のままの誘拐事件を軸に、交差するそれぞれの思惑。
オススメです。
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