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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
 明日の文学フリマin大阪、C-42のCafeCappucci様で出される「僕らはいつだって本の虫なのサ6」。投稿小説サイトTotal Creators!様のつながりで製作されたアンソロジーで、わたしもひっそりすみっこのほうに、「ひとり」という小説を寄せさせていただいています。現代もの、というにはちょっと古くさいテイストなんですが、ともかく恋愛もの……というほど恋愛ものでもないような気もするけど、ええと、なんかそんなかんじの短編です。(ひとつも中身が伝わってこない紹介文)

 今回のお題は、「実在する本を小道具として作中に出す」でした。詳しい紹介は、ひじりあや様が作成されたこちらの記事・動画に。

 ご縁があって、ねじ様の「サンドイッチとテディベア」を下読みさせていただいたのですが、じわっと切なくて胸をつかまれる、素敵な短編でした。ほかの方々の作品はわたしもまだ読めていないのですが、実力派の方々が寄稿されていますので、読むのをとても楽しみにしています。というかぶっちゃけ場違い感にうちひしがれるので自分の書いたのを校正終了後まったく読み返していない始末。うん……。

 さておき。本のタイトルに「6」とついてはいますが、シリーズ物というわけではなく、独立したアンソロジーになっています。明日文フリに行かれる方は、ぜひチェックしてみられてください。

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 きのうの「猫の王様の話」に拍手をいただいていました。お読みいただきありがとうございました。
 末尾に拍手コメントへの返信がございますので、某氏様はご確認いただければ幸いです。


 池澤夏樹さんのむかしのエッセイ「明るい旅情」を入手して読んでいたら、ギリシャの遺跡を旅したときの話が出てきました。
 そのエッセイが書かれたのが1990年で、旅の途中、その土地を舞台にした短編の構想を練りかけてやめたというくだりが出てくるのですが、内容を読んでいたら「あれ? わたし最近そんな話読んだよね?」となりまして。本棚を漁ったところ、「星に降る雪/修道院」(2008年)にしっかり収録されていました。ああ、結局書かれたのねと、なんかちょっとにやり。
 08年はあくまで単行本の刊行なので、実際に書かれたのはもうちょっと前のことだと思うんだけど、それにしても十数年とかあいてるんだよなあーと思って。

 書こうとしてそのままになっていた話を、だいぶ経ってからやっぱり思い直して書くというのは、しばしばあることなんだけど、相手が憧れの作家さんだと、なんか、こう、「そうかーこんなすごい作家さんでもそういうことあるのかあー」みたいな気持ちになって妙にそわそわしました。なんだろうこのへんなファン心理。

 池澤さんの本、ちょっと前から電子書籍化が進んできています。著作を読みたいと思った読者さんがいたときに、古いタイトルはもうなかなか手に入らないという状況を憂いてのことだそうです。で、喜び勇んで未読だったタイトルをがっつり購入。電書、こういうときありがたいなあ。
 いまのところKindleはまだなのかな。ReaderStoreとかkoboとか、けっこう何か所かで出てるぽいです。短編集なんかは、短編ごとにばら売りされている模様。
 個人的に「北への旅」とか「骨は珊瑚、眼は真珠」とか「バビロンに行きて歌え」あたり大好きなので、この機会に読まれたらいいな!



 つづきは返信です。



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 今日になってようやく一本、とりあえず話を書き終わるということをしました。出来はたぶんひどい……が直視したくもないのでしばらくほっておく……

 何はともかく、書くのは楽しいんだということを、体が思い出しただけでも、ここしばらくの状況を思えば、まあ上出来なんです。なんですが、書き終わればやっぱり欲が出て、面白いかどうかが気になりだすし、出来たら人様にお見せできるものを書きたいとかいうことも、思ってしまうし。

 そうとなると、人様の前に出せるものかどうか、冷静に読み返さなくちゃいけないんだけど、こんだけさぼってていきなり書いたものが面白いはずはないわなあっていう冷静な自分の声がするし、それはたぶん思い込みとか予防線とかじゃなくて、本当に腕が落ちているはずなの……(※100%自業自得です)
 面白いものを書きたいし、そうでなくちゃいけないんだけど、でも面白いものを書こうと気負うと、いきなり頭が真っ白になって何も書けないっていう。そういうどうしようもない状況が長く続いて、とにかく落書きでもなんでもいいからまずリハビリから始めなきゃって。
 全てはとにかくまず書かなきゃ始まらないわけで。面白いかつまらないかなんていうことを論じるためには、書き終わる必要があるわけで……

 で、ようやくどうにか書き終わったんだけども、久しぶりすぎて自分で読み返すのも怖いと。
 とりあえず、三日くらいほうっておきます。それから自分で読み返してもやっぱりつまんなかったら、そのときにへこもう……

 まあでも、読み返して自分ではちょっと面白いような気がしたら、それはそれで、ほんとうかな久しぶりに書けた喜びに騙されての欲目なんじゃないかな、人様から見たら死ぬほどつまんないんじゃないかなとかってぐじぐじ言い出すのよね。知ってる。自分で知ってる……
 まあ何がどう転んでも、へこむんです。
 でも書いて、書いたものにへこむっていうこと自体が、そもそも書かないと体験できないことなんだったなって、思い出しました。とにかく何もかもが久しぶりすぎたな……

 いまは冷静に直視して出来を判断すると心が折れてまた書けない人に戻りそうなので、ちょっと先延ばしにしますが、95%くらいの確率でただのゴミなので、締め切りまでの間、アンソロジー用にはまたいくつか書いてみるつもりです……そのなかで少しでもマシそうなのが書けたら出したい……

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 あいかわらず仕事関係の用事と私事で、なんとなくばたばたしています。アンソロジー用の短編の進捗は…………うん。まあ。
 ネタ帳はほとんど一冊丸々埋まるくらいの勢いなんですが、短編で書けるほどまとまらないっていう……間に合うのかこれ。
 とりあえずぎりぎりまで粘ります。

 家のほうは、このごろわりと落ち着いていたのですが、親戚の家で増えすぎた猫を、母がひきとってきました……子猫はすごく、ものすごくかわいいけど、先住猫のストレスがひどいです。年寄り猫ばっかりで調子崩してる子もいるんだからさ、もうちょっとさ……まあもう引き取ってきてしまったものは仕方がないんですが。自分も野良ちゃん拾ってきちゃった手前、強く出られない……

 母は「子猫だからすぐ仲良くなるさ」と楽観視していますが、猫にとっては環境の変化が大きなストレスになるので、なんとも可哀想でなあ。
 うちの子たちも、総勢六匹を超えたあたりでだんだん喧嘩が深刻かつ凄絶になってきたので、やはり面積当たりの適切な猫の数というのが大事なんだなと思います。性格とか相性とかももちろんあるんだけども。

 まあ基本的にどの子も迷子とか事故とか、やむにやまれずやってきた子ばかりなので、仕方ないといえば仕方ないんですが。でもね、里親を探すとかそういう選択肢もあるよね……
 でも新入りちびちゃんはすごく愛くるしいし、そもそも名前ももうつけちゃったようなので、手放す気はまったくなさそうです。ご、ごめんよ……(年寄り猫たちに向かって)

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 先週、「とこしえの黄昏の国」他へ拍手を3件ほどいただいていました。ありがとうございました!

 それにしても長いこと更新できてないな……。とりあえずは秋に参加させていただく予定のアンソロジーに向けて、構想を練っている……といえば聞こえはいいのですが、ネタ帳に落書きしては途中で手を止めて現実逃避しています。駄目じゃん……締め切り迫ってきてるよ!

 あれこれネタ出ししているうちに、宇宙人ものの馬鹿SFを書きたくなって、ちびちび暖めているのですが、周辺設定は出てくるものの、肝心の筋書きがまとまりません。間に合うのかこれ。
 七月もけっこう土曜日が潰れそうで、先が思いやられます……平日にちょっとずつでも作業すすめよう。このごろ木金あたりはいつも体力尽きて死んでるから、なるべく週の前半集中的に……

 次男猫の肝臓の数値は、だいぶ下がってきまして、それでもまだ高いのですが、とりあえず薬もやめて、しばらく様子見ということになりました。後日また検査に連れて行きます。
 野良ちゃんのほうも順調で、この間まで誰に喧嘩を売られても知らんぷりしていたのですが、この頃ちょっとやり返しています。さすがにそんなに激しい喧嘩はしないんで、まあいいんですが。しかしだんだん遠慮がなくなってきたな!

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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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朝陽遥(アサヒ ハルカ)またはHAL.Aの名義であちこち出没します。お気軽にかまってやっていただけるとうれしいです。詳しくはこちらから
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