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小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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 このごろ猫たちが、尿結石に肝臓病に目の怪我にと立て続けに不調を来たして、交互に病院がよいの日々です。まあ上の子たちは年なのもあるんだけども。

 次男猫の肝臓は小康状態。薬が効いて数字が下がったので、いったん投薬をやめています。肝臓って、そもそも毒素を分解する器官だから、薬を飲むこと自体が、また肝臓に負担を掛けるんだそうです。連休明けにまた血液検査の予定です。下がったままだといいな……。
 エコーでは腫瘍らしきものは見つからなかったんですが。いま十二歳かな。けっこういい年なので、あまり体に負担のかかる治療はしたくなくて、迷わしいです。

 五女にもちょっと膀胱炎の気があって、大事をとって連休前に病院に連れていってみたはいいけれど、この子、猛烈に暴れるの……ケージに入れるまでの段階で、母とわたしが傷だらけになりました。
 この子は前にも尿砂が出ていたので、結石になりやすい子だというのはわかっているのですが、構造上、雌はあまり大事にいたらないことが多いらしく(人間もこれは一緒かな)、まあお薬を飲みつつ様子見というところです。

 薬を飲ませるのに、この子はものすごく、ほかの猫たちの比じゃないくらい強硬に抵抗します。抑える人間を全力で蹴っ飛ばしひっかき噛みつき、薬を押し込もうとすると顔を激しく振り、口の中にようやく入れたと思っては一瞬で吐き出すという。あげくのはてに、食事療法用のドライフードもそっぽをむく……というか、そこまでは予想してたんですが、どうにか強引に口に入れてもすぐ吐き出すわ、ほかのフードと混ぜて与えてみれば、今度は一粒ずつ丁寧により分けて普通のフードだけ食べるとかいう、ど器用な芸当まで繰り出してきました。間違えて療法食のほうが口に入ったら、ぽとっと吐き出すの……君がそんなに根気強い性格をしているだなんて、わたしこれまで知らなかったよ……

 本格的な尿結石は三男猫。こっちは体格が非常によろしいので、本気で暴れたら大惨事なんですが、しかし薬を飲むのが上手で、あまり苦労していません。あとフードも、いっときハンストしてたけど、ほかの慣れたフードをほんのちょっとだけ混ぜたら、もりもり食べるようになりました。ほんとは混ぜずに与えた方がいいらしいんですが。
 結石治療用のフードは、そもそも塩分が強いらしく(水をたくさん飲んで尿を出したいから)、あまり長期間にわたって食べさせ続けるものでもないそうなので、もういっときのしんぼうかな。

 事故にあった野良ちゃんはその後、元気にしています。体はやっぱりちょっと左側に傾いていますし、左目の神経は回復せず、おそらくまったく見えていないまま、まぶたも自力ではあまり閉じられません。なのでちょこちょこ軟膏を塗ったり、人力でまばたきさせたりしないといけないの。それでもいまのところ摘出はしなくてすんでいます。
 見た目はわりときれいな右目のほうは、どれくらい見えているのか、オモチャを振ってもまったく反応しないのですが、光に反応して瞳孔は収縮します。とりあえず、歩いていてどこかにぶつかるようなことはほぼないです。傍から見ていると、わりと見えてるんじゃないのかなあと思えるのですが、もしかしたら視力以外の手段、ものの場所を覚えているとか、ひげの感覚とか、聴覚とか、そういうので補助しているだけなのかも?
 もちろん歯も左側はんぶん折れたままだし、唇も左はいまだにしまりきりません。しかしながら、元気です。家の中をのしのし歩いて、そこそこ高いところまで上ります。正確には、テーブルに上って人間の食事を強奪します。
 しかも悪食で、マーガリンとか白ごはんとか大好きで、ときどき野菜にも手を出します。このあいだはなすびの煮たやつを一瞬で丸のみにしていました(叱った)。どうせ盗み食いするなら、もうちょっと猫の体によさそうなやつを食べてくれまいか……

 この頃は散歩に出たがって、たまに人間がつきそって外に出すと、敷地内をまよわずぐるぐる歩きます。おそらく野良時代にしょっちゅううろうろしてたと思われます。勝手知ったる我が家の庭なんでしょう。
 元気が戻ってきたので、ほかの猫たちの喧嘩に参戦しようとします。いまそれで左目の上のところがちょっと禿げてる。自分から誰かに喧嘩を売っているところは見かけません。もともと野良時代は我が家の猫たちとよく喧嘩していたようなので、目が見えなくなって性格が変わったんだと思うんですが、びくびくしている様子はかけらも見受けられず、つねに泰然としています。ボスの風格があるよね……

 目下、目を怪我して目薬点眼中なのが、七女の白ちび猫。こっちは暴れますが、まだ子猫なので、軽く取り押さえられます。あとこの子たぶんちょっとお馬鹿さんで、目薬さされて怒っても、五秒後にはきれいに忘れ去って甘えてきます。かわいいやつめ。
 自分で掻かないようにと装着されたカラーを嫌がって初日はしゅんとしてたんですが、そのうち慣れたらしく、むしろカラーを武器のようにほかの猫にぶつけて喧嘩をしています。やめてくれ。

 この白ちび、大変な暴れん坊でして、最初うちに来たばかりのころは、ほかに同じ年頃の子がいないので、人間が囓られまくり、遊びに付き合わされまくり、日々へとへとになっていたのですが、この頃はさらに母が拾ってきた八女の灰ちび猫がいるので、一日中一緒に転げ回っています。体格もだいたい一緒くらいなので、ちょうどいい遊び相手になっているようです。
 というか、ちょっとだけ白ちびのほうが大きいので、最初のころは白が優勢だったのですが、このごろ灰ちびは知恵をつけてきて、白が油断しているところに背後から飛びかかって不意打ちをかまします。
 といっても険悪なわけでもなく、楽しそうに遊んでいるようなのでまあいいかとほったらかしているのですが、しかし、怪我している目の周辺にもちょいちょいパンチをするので、わりとはらはらします。猫に卑怯という考え方はないのか。……ないだろうな。

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