小説を書いたり本を読んだりしてすごす日々のだらだらログ。
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明日(土曜日)にも半日仕事が入って、ただいまやる気が完全に消失しています。休みは休ませてくれよう。
昔は週休二日制なんかなかったんだからと言われれば、まあそれまでなのですが。
しかし今日通勤読書で「居酒屋の世界史」を読んでいたら、中世ヨーロッパの飲んべえな日雇い労働者たちが、二日酔いでしばしば月曜日まで休んでた話が出てきたので、何も自分が特別に怠け者なのではないと思います!(主張)
そもそも人間は怠ける生きものなのだよ……
というか生物というものが、そもそも基本的に、怠けられるときには怠けるようにできているんですよね。それは生存戦略なので、べつになにも間違いではないのです。生きるためには、怠けている場合ではないときもあるので、怠けられるときには怠けてエネルギー消費を抑えるんです。
働きたくない……(あっ)
さておき。「居酒屋の世界史」の中で、二日酔いによる月曜日休みのことを、ドイツでは「青い月曜日」と呼んでいた、というくだりが登場しました。開高健のエッセイで、ヨーロッパでは二日酔いのことを青い月曜日と呼ぶらしい、そういう詩的な表現を考えついてみたいものだ、みたいな話題が出ていたのが印象に残っていたので、「繋がった!」と思って、通勤バスに揺られながら、ひとり嬉しくなっていました。
別々の本から得た知識が思いがけず繋がったときって、ちょっとテンション上がりますね。
わたしはどうも舌が貧しいらしくて、非常に遺憾ながら、酒の味がよくわかりません。具体的には、おおむね何を飲んでも美味しいとしか思わないっていう。
赤ワインは、すっぱくてちょっと苦手ですが、それ以外では、高い酒も安い酒も、辛い酒も甘い酒も、軒並みおいしくいただけます。ビールがあれば延々とビールを飲むのでもいいし、カクテルでも酎ハイでも果実酒でも。日本酒があれば日本酒を飲み、熱燗でも冷や酒でもどっちでもいい。焼酎があれば焼酎を飲みます。芋も麦も米も言われなければ、というか言われても違いがわからない。非常に残念すぎる舌の持ち主です。
へたに味の違いがわかりすぎて、手に入りにくい上等のお酒でないと美味しく思えなくなっても大変なので、これはこれでまあいいかという気もするのですが、しかし、味の違いを楽しめないというのは、寂しいことでもあります。
それで、錯覚でもいいのでちょっとくらいは、通になった気分を楽しみたくて、ときどきお酒のことの書かれた本を眺めたりします。
酒の本を書こうという人間のことですから、だいたい著者の人も飲んべえです。酒が好きな人間が、酒にまつわる人間のことを語ってるんだから、読んで楽しくないわけがないですね。
鳥頭なので、読んでいるあいだは感心しても、読み終わったら細かいことは忘れてしまうのですが。しかし、もしかしたらそのうち趣味が高じて、わたしも酒の蘊蓄を語り出すかもしれません。
でもあくまで自分は味の違いがわからないっていう。残念すぎる!
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朝陽 遥(アサヒ ハルカ)
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